神作『進撃の巨人』解説 魅力①「悲しみの群像劇」が唯一無二の魅力だ!!

 

あの日 人類は思い出した

ヤツらに支配されていた恐怖を…

鳥籠の中に囚われていた屈辱を……

 

 

心臓を捧げよッ!!!!

 

ついに、
『進撃の巨人 Final Season』
今秋より放送開始されるらしい。

 

2009年に連載が始まった『進撃の巨人』

正直、最初に漫画を読んだ頃
(筆者は高校生だったが) ナメていた・・・

気味の悪い巨人を売りにした
パニック&スプラッターものだろうと。

 

だが、違った!!

およそ10年越しに
アニメ版を見始めたら

ヤベエ、止まらない

アツい!!!

ストーリー展開がすごい!!

そして悲しい・・・!!!!

 

筆者が知るアニメの中でも
トップを争う面白さだった。

漫画ももちろん一から読み切った。

 

今回はそんな『進撃の巨人』
魅力を語っていく!

 

あらすじ

 

複雑に謎が絡み合ったストーリーで
とても簡単には説明できないが
ひとまずあらすじを記しておこう。

 

突如現れた「巨人」によって、
人類は滅亡の淵に立たされた。

生き残った人類は
三重の広大な壁を創り上げ、
その内側に文明を築いた。

壁の内側の人類は、偽物の平和に安住し、
やがて壁の内側に閉じ込められていることも
忘れようとしていた。

壁外調査を専門とする兵士団
「調査兵団」を除いて・・・。

 

まずこの

「壁」「調査兵団」

って世界設定が、ヤバいんだ。

壁の内側に住む人類は、
「壁の外側」について無知
であることによって

その暮らしに満足し、
いつしか巨人への恐怖すら
忘れてしまっている。

 

壁の外側に
どんな世界が広がっているのか?

なぜ壁の内側に
閉じ込められているのか?

 

そんなことを考えることもしなくなった
のんきな人々に対して
主人公のエレンは苛立ちを募らせる。

支配の引き換えに安定を得るなんて
「まるで家畜じゃないか」と・・・

 

偽の平和と引き換えに、
自由を忘れてしまった人類への葛藤

それが、『進撃の巨人』のストーリーを貫く
エレンの感情でありモチベーションだ。

 

そんなエレンは、幼なじみのアルミンから
「壁の外の世界」について話を聞く。

 

壁の内側にはないものが、
壁の外の世界には数多く広がっているのだと。

「いつか壁の外に出て世界中を探検する」

それがエレンの夢となり
壁外を調査する「調査兵団」に憧れを抱くのだった。

 

そんなある日、突如として出現した
「超大型巨人」の襲来によって

壁は破られ、100年続いた
平和な日常は終わりを告げる。

税金の無駄遣いと
陰口を叩かれていた「調査兵団」
唯一の、状況を打開する鍵となってゆく・・・。

 

進撃の巨人の魅力①「調査兵団」

 

調査兵団
「壁」の中で暮らす人類国家において

唯一、壁外に遠征する兵団。
人類領域外の調査を主な任務とし、
王政府の拡大政策を担う。
巨人の捕獲および生態調査も担当するなど、
未知の領域に臨む任務が多いためか、
型破りで変革の気性に富んだ個性的な面々が多い。

ピクシブ百科事典

調査兵団のメンバー

エレン・イェーガー

主人公。

幼少期に幼なじみのアルミンから
「壁の外の世界」の話を聞いて
調査兵団へ憧れをいだく。

10歳の頃に突如出現した巨人によって
母が喰われる場面を目撃する。

15歳で調査兵団に入団するが
初陣で巨人に喰われる

その際に隠れていた「巨人化能力」が発現し、
唯一巨人に対抗できる力の持ち主として
様々な人々の思惑を巻き込み
「人類の希望」「人類の敵」など呼ばれながら
歴史の要となっていく。

 

ミカサ・アッカーマン

幼い頃に強盗に両親を殺され
自身も襲われそうになるも
エレンに助けられる。

その時からずっとエレンのことを
想いつづけている。

兵士100人と同等の価値がある
と言わせしめるほどの逸材。

 

アルミン・アルレルト

エレンとミカサの幼なじみ。
幼少期から壁の外に憧れている。
博識で聡明。作戦指揮を任せられることも多い。

 

リヴァイ

調査兵団の兵長。調査兵団で一番強い。めっちゃ強い。

かつては地下街のゴロツキだったが、
エルヴィン隊長に拾われ、調査団入りした。

多くの部下を失いながらも、
巨人を絶滅させるために進み続ける。

 

エルヴィン・スミス

調査兵団の隊長。
人望があり機転がきき、カリスマ性がある。
片腕を巨人に喰われても隊を指揮する勇猛な隊長。

父親の夢を叶えるために
巨人の秘密を知ることを密かに望んでいる。

 

ライナー・ブラウン

エレンの同期。色々と葛藤が多い。

最新話まで読んで一から読み返すと、
発見が多いキャラだ。

 

ベルトルト・フーバー

エレンの同期。ライナーの親友であり、色々と悩んでいる。

 

アニ・レオンハート

エレンの同期。調査兵団ではなく憲兵団に入るが・・・

 

クリスタ・レンズ

エレンの同期。マジ天使。

 

コニー・スプリンガー

サシャ・ブラウス

ジャン・キルシュタイン

ユミル

ハンジ・ゾエ

ミケ・ザカリアス

ペトラ・ラル

オルオ・ボザド

・・・

 

うぉおぉおお多いぃ!!!

 

紹介しきれねえ!!

 

とにかく登場人物が多い。

普通の漫画だったら、
メインキャラはずっと生き残り
モブキャラはみんな同じ顔ですぐ死ぬ。

そんな展開が多いけど

『進撃の巨人』では
兵士一人一人の個性が、丁寧に描かれていく。

だからこそ、次に誰が死ぬのかわからない

この緊張感のある群像劇こそ、
『進撃の巨人』の最大の魅力だ!!!

 

エレン、アルミン、ミカサ
兵士長のリヴァイ、
団長のエルヴィンを始めとする
調査兵団の精鋭たちは

死んでいった仲間たちの重みを背負って
ひたすら前に進み続ける。

たとえどれだけ進んでも
絶望しかなかったとしても。

 

それでも歩みを止めないのは、
彼らが、自分の夢だけを
背負っているわけではないから。

一人一人のキャラクターの
個性を丁寧に描いているからこそ

調査兵団の生き死にに
リアリティと緊張感が生まれているんだ。

 

ストーリーが進めば進むほど
犠牲は数多く積み重なっていく

そしてその犠牲の意味も、
謎が明かされるにつれ変わっていく・・・。

 

ある者は、人類の希望を誰かに託して。
またある者は、後悔しながら死んでいく。

そんな膨大な死の上に、否応なく
生きている者たちの人生があることが
描かれていくんだ。

 

『進撃の巨人』において
数多い名シーンの中でも

エルヴィン隊長が新兵を引き連れて
巨人に特攻をかけるシーンは、特に印象的だ。

 

あの兵士達に意味を与えるのは我々だ!!!

あの勇敢な死者を!!哀れな死者を!!

想う事が出来るのは!!生者である我々だ!!

 

つい我が身を振り返りたくなる
覇気のあるセリフだ・・・。

 

日本の平和な社会で
既存の生き方のレールに流され、
惰眠を貪り、SNSに没頭し、
つまらぬ不満を大げさに訴える僕らは

この生が、たくさんの死者の上に
成り立っていることを
忘れていないだろうか?

・・・そんなことを考えさせられる。

 

つい最初はグロテスクな描写に
目がいってしまうけど

死と隣り合わせの状況での、仲間への想い

圧倒的な恐怖と絶望を目の前にして、
それでも自由を諦めない意志

『進撃の巨人』の群像劇は
唯一無二の面白さだ!!!

 

本当の主人公は、エレンだけではなく
「調査兵団そのもの」だと言える。

 

明かされていく謎、
その巧みなストーリー展開は
もちろん『進撃の巨人』の魅力の一つだが、

ここまで群像劇を面白く描いた漫画
私は知らない・・・。

 

次は『進撃の巨人』の魅力②
「壁の秘密」について語っていきたい。

 

つづく

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