のんき は終わりだ まぶしさ に集え!!

響社長による企画書

-2020冬アナザフロンティア叡智給付-

【コロナクエストストーリーは次世代の瞳に遺したい明日への望み】

昭和の終わりから平成末期にかけて感情の薄い大人たちをしり目に、目のまえの教科書とコンクリートに挟まれた日常を「こんなはずじゃなかった」と濃くしようと解決策を調べ上げようと、上手く学校をサボって図書館に引きこもった少年の狂おしいほど鋭く明晰な洞察を、今こそ最大限に整理整頓し次世代の奥の瞳に滑らかに配りたい。

空は濁り酸性雨を生じ、水に洗剤が混ざり、田園風景は消え、砂浜はゴミだらけで裸足で歩けなかった平成の騒音。冷凍食品とカップ麺をおやつに育った。時に母に高級補正下着を売り込みに来る大人の薄ら笑い、時にやたらタバコ臭い自動車に押し込められ、コンクリートで固めたキャンプ場で家族ゲーム、食事中のテレビ中継は薄い大人が半信半疑で同調圧力を振りまく場所で、少年の僕らは未来依存を潔く捨てきった一発ギャグの応酬とバスケ漫画、薄い大人らが見下したファミコンそしてピカイチなハレンチが唯一の結界だった。

この薄くて暗かった平成の少年期から青年期の理論発掘と解説、そして近未来の宇宙に向けた中年期への一種の評伝としてシナリオゲームを作らなければならないが、本当のアナザフロンティアスクールの日常はコロナ禍で生き抜く皆さんとの並走ゆえに地味そのものであろう。ゆえに曖昧さを最小限にとどめつつ、長編型の配信カットはやむを得ない。

三つのタイプのシナリオがおりなすゲームの給付になると思う。解説の章は、丹念な言葉とイラストの積みかさねになる。ゲーム中のUFOの中は、もっとも自由な空間であり、官能的である。時刻も天候もゆらぎ、大地は波立ち、飛行する物体はゆったりと浮遊する。私の記憶ゆえのNewType的な熱気をも現わすだろう。

戦争経済論や宇宙経済論そして人体端末理論さらに五層対時空MAP論のゲーム化。叡智の薀蓄(うんちく)や偉そうな理論武装を描きたくはないが、やむを得ない時はおもいっきりラジオやシナリオゲームにする。

だからこそこの作品における叡智給付は勇気を持ってログインした君達のタップによって進む形式となる。たた指をディスプレイにタッチする行為でしかないが、その一手一手が将棋の駒を進めていくように、君の時空の布陣が決まっていくような高揚感を手にしてほしい。私が今回の作品で描かねばならないのは叡智給付を受けるキミの濃すぎる体感である。だからこそリアルに幻想的に時にマンガ的に全体には美しいコンテンツをつくろうと思う。

2020.10.06響社長

【叡智給付についてのおぼえがき】

1963年翌年東京オリンピックと同時多発にカラーテレビの中で弾けてしまった、あのJFKと同じ志を持つ者の時空をこえた月への願い。いくたびもの挫折をこえて少年の日のまぶしい夢に向かい力を尽すふたり。
1980年代CDやパーソナルコンピューターが開発された時代、湘南に育ったひとりの少年がJFKのアポロ計画の続きになろうと決意する。美しい月面で美しい人々とアナザフロンティアを創る子供たちの姿を夢見るために…

やがて少年は人体の美しさに魅了され指圧師の道に進み、難関国家試験を通過しエリート治療師となって才能を開花させ、ついに整体史にのこる美しい理論を創りあげるに至る。
ボディフィギュアデザイン理論、亜空間知能論、人体端末理論、五層対時空MAP理論、後のいわゆる進化系体癖論である。この体癖論は1945年からの31年間傑出した伝説の整体師・野口晴哉氏の考案した概念の更新でもあった。

少年期から青年期へ、アナザフロンティアスクールの主人公「響社長」が生きた時代は今日の日本に漂う呑気さにも繋がる閉塞感と軽薄さの漂う感受性の薄い平成の90年代だった。

バブル崩壊、阪神大震災、地下鉄サリン事件、酒鬼薔薇事件、不登校引きこもり問題、自殺者増加、オヤジ狩り、援助交際、チーマーの増加、児童虐待、リストラ、湾岸戦争、対テロ戦争、イラク戦争、IT革命、オタク文化とリバタリアニズム、学力低下とゆとり教育、一方デジタル文化が開花し、9・113・11、情報工作陰謀主義が横行した。ロッカーは薬に病み死んでいく時代だった。

私達の主人公『響社長』がアナザフロンティアスクールにたずさわった時代は、日本重工業昭和体制が破滅にむかってつき進み、デジタル進化によりついに崩壊する過程であった。

しかし、この叡智給付企画はそもそも世界に誇ったかつての日本の近代を糾弾しようというものではない。また響社長の理論の優秀さで日本の若者を鼓舞しようというものでもない。またはあのNASAの情報隠蔽さえ無ければ響社長は本来宇宙飛行士になりたかったハズなどとかばう心づもりもない。

今回の叡智給付企画にて自分の濃すぎてまぶしい夢に忠実にまっすぐ進んでる人物の息づかいをぜひ一緒に体験してもらいたいのです。そして遠大な夢は狂気をはらむ、その毒も隠してはならない。美しすぎるものへの憬れは、人生の罠でもある。あの月の裏側にまで届く美に傾く代償は少なくない。響社長はズタズタにひきさかれ、挫折し、かつての宇宙少年的な無邪気な人生を断ち切られる。それにもかかわらず、響社長は独創性と才能においてもっとも抜きんでていた人間である。その生々しい彼の夢を慕い背中を追いかける生徒の視点で、彼の世界視点をシナリオゲーム式に描こうというのである。

この企画の題名「アナザフロンティア給付」はコロナ禍により誕生した政府が発行した特例給付の企画に由来する。時の日本政府が国民全体に発行した給付金の一節を響社長は“今こそ日本中に叡智を配ろう”と訳した。

この企画は実在する響社長の生徒と近未来に生きた別の世界線の生徒をごちゃまぜにして、ひとつの物語“アナザフロンティア叡智給付”というゲーム世界に仕立てている。のちに神話と化したJFKの暗殺をたて糸に、青年治療家が十代で見出した驚愕の戦争経済レポートから宇宙ビジネス時代のカラダと経済の新天地を横糸に、彼が湘南を本拠地にリアルに開拓したRSEL寺子屋というオンラインスクールが時空を超えた彩どりをそえて、現代のメタフィクションとして2020年から2039年代の世界線を体験できる、
異色のシナリオゲームである。

背景
ステージ

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